2026.09.01
- 豆知識
- 非常用発電設備
台風に備えた非常用発電機のメンテナンスチェックリスト

目次
台風時に非常用発電機が動かない原因とメンテナンスの点検項目
台風や豪雨による停電時、施設の安全確保や事業継続を支えるのが非常用発電機です。しかし、非常用発電機は「設置してあるだけ」で安心できる設備ではありません。長期間使用していない間にバッテリーが劣化したり、燃料やオイルに異常が生じたりすると、いざ停電が起きたときに始動しないおそれがあります。
そのため、台風シーズンを迎える前には、非常用発電機のメンテナンスを行い、必要な点検項目を確認しておくことが重要です。特に病院、福祉施設、工場、ビル、商業施設などでは、停電による業務停止や設備トラブルの影響が大きくなるため、平常時から計画的な点検を行いましょう。
非常用発電機が動かなくなる主な原因
非常用発電機の始動不良で注意したいのが、始動用バッテリーの劣化です。発電機はエンジンを始動する際にバッテリーの電力を使用するため、電圧低下や充電不足があるとセルモーターが十分に回らず、エンジンが始動できない場合があります。
そのほか、燃料不足や燃料の劣化、エンジンオイル・冷却水の不足、端子や配線の緩み・腐食なども不具合の原因になります。また、長期間試運転をしていない場合、目立った異常がなくても内部部品や燃料系統に問題が発生していることがあります。
非常用発電機のメンテナンスでは、「外観に異常がないから問題ない」と判断せず、実際に正常に始動・運転できる状態かを確認することが大切です。
台風前に確認したい非常用発電機の点検項目
施設担当者がまず確認したい主な点検項目は、以下のとおりです。
・燃料が必要量確保されているか
・燃料やエンジンオイルの漏れがないか
・エンジンオイル・冷却水が適正量か
・バッテリーの電圧や充電状態に異常がないか
・バッテリー端子に緩みや腐食がないか
・警報ランプやエラー表示が出ていないか
・配線や接続部に損傷・緩みがないか
・吸気口・排気口の周囲が塞がれていないか
・試運転時に異音・異臭・異常振動がないか
・自動始動・停止機能が正常に作動するか
目視で確認できる項目もありますが、電圧測定や始動性能の確認、負荷をかけた試験などには専門知識が必要です。異常が見つかった場合や、長期間点検を実施していない場合は、無理に自社で対応せず専門業者へ相談しましょう。
発電機のバッテリー交換が必要なサイン
発電機のバッテリー交換を検討すべき代表的なサインには、「エンジンの始動に時間がかかる」「セルモーターの回転が弱い」「充電しても電圧が安定しない」といった症状があります。また、バッテリー本体の膨張、液漏れ、端子部分の著しい腐食などが確認された場合も注意が必要です。
バッテリーの寿命は、種類や使用環境、充電状態によって異なるため、「設置から何年経ったか」だけで交換時期を決めるのは適切ではありません。過去の交換履歴や点検記録を確認し、測定結果と合わせて判断することが重要です。
台風が接近してから発電機のバッテリー交換や修理を依頼しても、交換部品の手配や作業日程の確保が間に合わないことがあります。非常用発電機を確実に使用できる状態に保つためにも、台風シーズン前に点検項目を一つずつ確認し、不安がある場合は早めに専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。
非常用発電機の法定点検・バッテリー交換|業者選びと費用のポイント

非常用発電機のメンテナンスでは、台風前の自主的なチェックだけでなく、法令や設備の状態に応じた定期点検を適切に実施することが重要です。特に「前回いつ点検したかわからない」「発電機のバッテリー交換が必要かわからない」という場合は、過去の点検記録を確認し、専門業者への相談を検討しましょう。
非常用発電機の法定点検とは?
消防用設備等の非常電源として設置されている自家発電設備は、消防法令に基づく点検の対象となります。点検では、発電機が正常に始動・運転できるかだけでなく、燃料装置、始動装置、配線・接続部、計器類、異音や異常振動、漏油など、さまざまな点検項目を確認します。
また、総合点検における運転性能の確認には「負荷運転」または「内部観察等」という方法があります。消防庁では、一定の予防的な保全策が継続して講じられている場合、運転性能に関する点検周期を6年に1回まで延長できる仕組みを示しています。
ただし、これは非常用発電機の定期的な点検そのものが不要になるという意味ではありません。設備の用途や設置状況によって必要な対応が異なるため、自施設の発電機がどの点検対象になるのかわからない場合は専門業者へ確認することが大切です。
発電機のバッテリー交換はいつ行う?
非常用発電機の始動に欠かせないのがバッテリーです。普段ほとんど発電機を使用していなくても、バッテリーは経年劣化します。
「セルモーターの回転が弱い」「始動に時間がかかる」「充電しても電圧が安定しない」「バッテリーが膨張している」「液漏れや端子の著しい腐食がある」といった状態が確認された場合は、早めに点検を依頼しましょう。
発電機のバッテリー交換時期は、バッテリーの種類やメーカー、使用環境によって異なります。使用年数だけで判断するのではなく、メーカーの交換推奨時期、過去の交換履歴、点検時の測定結果を総合して判断することが重要です。
非常用発電機のメンテナンス業者を選ぶポイント
業者を選ぶ際は、価格だけで判断しないことが大切です。非常用発電機の点検実績があるか、法定点検に対応できるか、バッテリーやオイルなどの消耗品交換まで依頼できるか、点検後にわかりやすい報告書や改善提案を出してもらえるかを確認しましょう。
また、台風や災害時を想定するなら、不具合が見つかった際に修理や部品交換まで迅速に相談できる体制があるかも重要なポイントです。
非常用発電機の点検・メンテナンス費用は?
非常用発電機のメンテナンス費用は、発電機の種類・出力・設置場所・点検内容・作業人数・交換部品などによって異なります。負荷運転や部品交換が必要になれば、通常の点検より費用が増えることもあります。
見積もりを取る際は、「点検作業だけの金額なのか」「バッテリー交換などの部品代を含むのか」「追加作業が発生した場合はいくらかかるのか」を確認しておくと安心です。
まとめ|台風前に点検し、非常用発電機を確実に使える状態へ
非常用発電機は、停電が起きて初めて正常に動くか確認する設備ではありません。台風が接近する前に点検項目を確認し、バッテリーや燃料、オイル、始動状態などに問題がないかチェックしておくことが、万一の停電への備えにつながります。
「最後に点検した時期がわからない」「発電機のバッテリー交換が必要か判断できない」「法定点検や費用について確認したい」という施設担当者様は、まずは無料点検・見積もり相談をご利用ください。現在の非常用発電機の状態を確認し、必要なメンテナンスや交換内容を整理しておくことで、台風シーズンをより安心して迎えられます。
非常用発電機や電源設備のことなら、大竹建機産業株式会社にお任せください!
非常用発電機は「いつ必要になるかわからない設備」だからこそ、正しい知識と確実な点検技術が必要です。
大竹建機産業では、多様なニーズに対応し、特に官庁向けには厳格な法令基準をクリアしたサービスを提供。民間企業には柔軟かつ効率的なソリューションを提案し高い評価を受けています。消防法等に基づく法定点検はもちろん、燃料劣化・バッテリー・自動起動装置などの劣化診断・負荷試験・運転確認までワンストップで対応しています。
そして一度きりの点検で終わらせるのではなく、お客様の設備を長く安全に運用できるよう、安心のアフターフォロー体制も整えています。 建物の規模や用途に合わせた最適な点検プランを提案し、コストと安全性のバランスを重視したメンテナンスをご提供しています。
「非常用発電機が動くか不安」「点検時期を過ぎてしまった」「どこに頼めばいいかわからない」・・・
そんな時は、ぜひ一度大竹建機産業までご相談ください。
経験豊富な有資格スタッフが現場に伺い、設備の状態を丁寧に確認し、最適な改善策をご提案します。
災害など非常時のリスクを、ゼロにするために。
私たちは“発電設備・蓄電池設備のベストパートナー”として、お客様の信頼に応え続けます。
🔻詳細はこちらをご覧ください!
🌐大竹建機産業HP:https://denki.o-take.co.jp/
🔧 非常用発電機・電源設備の点検・メンテナンスのご相談はこちらから
📝お見積もり:https://denki.o-take.co.jp/estimate/
📩お問い合わせ:https://denki.o-take.co.jp/contact/